るるブログ

ゆっくりまったりのんびりと、少しまじめに少し面白く色んなことを書いていきます。

元地方公務員(元市役所公務員)による志望動機の書き方。例文とテンプレートと面接対策まで。

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私は元政令指定都市の市役所職員でした。(8年間勤め、役職付きのいわゆる中堅職員でした。)

 

そこで、最近「市役所 志望動機」「市役所 志望動機 例文」

という検索ワードをよく見るので、私なりに書きたいと思います。

 

私も、実際に面接会場にいて記録係や、事前の履歴書やエントリーシートの確認、取りまとめることもしていました。

 

面接の内容や選考方法の基準や中身を詳しくは言えませんが、

少しだけアドバイスしたいと思います。

 

まず最初に・・・

同じ内容の志望動機が多すぎる問題ということです。

(福祉職や、その他専門職はまた違うと思います。今回は事務(総合)職の内容です)

 

よくある例でいうと、

○○市では、○○に力を入れており、大変興味を持ちました。

また、これからの市政運営に深い感銘を受けました。
私は、これまでのゼミやサークル活動(転職者の場合は、営業や販売、事務)で、たくさんの人と接してきました。

この、コミュニケーション力を活かし、地域住民と多く接することで、○○市のサービス向上にも貢献したいです。

 

正直言って、私も入職する際の志望動機はこんな感じだったと思います。

(もっと酷いかも・・・苦笑)

ただ、採用サイドから言えば、

「ああ、またこのパターンかあ・・・。」

という気持ちではないでしょうか。

 

その市役所のホームページを調べ、その市の特徴を知り、興味を持った。
自分の活かせる能力から、その強みを今後、職員として活かしたいです。

 

これが本来の志望動機の作り方だと私も思います。何も間違ってはいません。

ただ、逆に言えば、この作り方が、検索して上位に出てくるインターネットのサイトや本などの志望動機の作り方として、紹介されています。

 

これがなぜ問題なのでしょう。そう答えは、単純。

この作り方をしてくる受験者の多さ。

基本、毎年募集をしていることで、志望動機の目新しさの無さだと私は考えます。

 

少なからず、みなさん志望動機って一度は検索しますよね?

1.上記、人気サイトや本に書いてあるような志望動機を参考にして作る。

2.面接が始まる。

3.面接官「なるほど、そうですか。(同じパターンか・・・。)」

 →結果、今後のご活躍をうんたらかんたら

受験者「○○市役所ダメな市役所だ!」(カチカチカチカチ(書き込む))

 

面接官は当たり前のことですが、全員の履歴書とエントリーシートに目を通しています。

大きい都市であると、少ない面接官で、1000人以上のエントリーシートを見ている所もあります。

その中で、どうしても、同じような文章が2回続けてきたらどう思うでしょう。

「あれ、これさっきも見たぞ・・・?」っと。

考えていただきたいのは、面接する人は同じ人間。

逆に考えて、受ける側の人間だって、同じ文章がきたら・・・と。

 

だから、志望動機は、その人本人にしか書けない、オリジナリティがあって、面接官の頭にも残る、そんな、エピソードが欲しいのが本音です。

 

また中にはよくホームページや市政のPDFの中身をよく見て書いて下さる方もいます。

 

今進行中の○○プロジェクトに携わり、貢献したい。

コミュニティの活性化をするために、貢献したい。

 

悪いとは言いません、本当に素晴らしいことではあると思います。

むしろ、ここまで意識高く入職してくれるのであれば、私も嬉しいなと思います。

 

ただ、面接官によっては、

・じゃあ○○プロジェクトについて、実際足運んで見たことある?見たとして、それに対してあなたの意見をお願いします。

・コミュニティの活性化って言うけど、市役所職員以外に実際どんな人が関わっていているかご存知ですか?それと、あなた自身、ボランティアとか参加したことありますか?

なんていじわるな質問をしてくる場合もあります。

 

受験者の中には「地域住民としてボランティアに参加し、また民生委員の方の活動に、お手伝いをしたことがあります!」と言う方もいます。私は、心で大拍手。面接官も頷く。

ただ、そうであれば、その内容を必ず盛り込むべきです。武器になります。

 

正直ほとんどの人が

「すみません・・・ありません・・・。」

「ち、地域のゴミ清掃くらいなら・・。」っと、南無チーン・・・。

面接官「じゃあ次の質問となります。」

受験者「はい・・・。」(先ほどまでの笑顔が暗くなってる・・・)

 

確かに市政の共感、活動の共感は素晴らしいことであるとは思います。だからと言って、文章にそのまま書いてはいけません。

ただ、書くからには、根拠となる内容やエピソードがあると、面接官も納得です

逆に穴を作り、そこを突かれるような内容であれば、最初から書かない方が得策です。

 

また、紙一枚と、一度や二度の面接で私の中を分かったつもりでいるなよ!?

と言うのが、面接者の本当の気持ちですよね。よくわかります、私も受けましたから。 

ただ、現実、それだけそのエントリシートと言う紙一枚の内容と、一度や二度の面接がいかに重要であるかもご理解頂ければと思います。(決してプレッシャーではありません)

 

では、どういうのが良い例文なの?ということですが、ここまで読んで下さった皆さんならある程度分かったことだと思います。そう、自分にしかないエピソードを入れること。

 

考えた具体例なので、少し中身が弱いかもしれませんが。

 私は、○○市の特産品(ここでは豚肉としましょう)に魅かれ、知名度あげたいと思ったのがきっかけです。実際、私は○○豚の美味しさから、××養豚所を調べ、実際に足を運びました。そこで、畜産農家さんの話を聞きました。仕事への思い、仕事の内容、また美味しさの秘密を聞きました。お願いをして、少しお手伝いもさせていただきました。私は何度も足を運び、畜産農家さんの熱意、また美味しい○○豚を、○市内だけではなく、市外を含め、多くの人に知ってほしいと思いました。

また、この特産品を通して、企業の誘致による法人税への貢献、誘致により従業員が実際に住むことや、特産品の知名度を上げることで、市外の住民を呼び込むことができれば、住民税への貢献を目標に、更によりよい街作りが・・・というような、話ができれば、なかなか面白いのかなと私は思います。

 

もちろんこの志望動機は仮の話で、その中で、自分なりに貢献できそうな自分のエピソードや強みを少し書き加えるだけで、グッとより良い文章になると思います。

 

確かに、求められる職員像、計画ビジョン等に目を通すことは重要です。

 

ただ、面接ではあくまで、受けている本人のことや、今日来てくれたことへの熱意が特に見たい!それが、本音ではないのかなと私は感じます。

 

志望動機は別に自己紹介を書いてもいいと私は思います。

 

私の特技は○○で、この特技○○は、××市で活かせると思ったので志望しました。

私はこれはこれで全然ありだと思います。

少なくとも、面接で、「これってどういうものなの?」って興味を持たれることは、間違いないです。そこで、特技の内容をしっかりと話、そこでエントリーシートで書ききれなかった志望動機を話すことで、印象付けが強く、あれこの人なんか(良い意味で)違うな?と思わせることができます。

 

面接官も人間です。本来あってはならないことではあるかと思いますが、

後半につれて、だんだん、疲れている方も多くいます。

その中で、特技○○です!という変化球がきたらどうでしょう。

 おっ、この人面白そうな話をしてくれるな?期待をさせることができるでしょう。

 

 

また、地元以外試験を受ける人もいるでしょう。

安心してください。今からでもエピソード何個でも作れます。

 

例えば、

・○○市、全地域、自転車で周りましたよ!

・○○市、伝統工芸品の教室に行って、職人さんや、参加されていた地域のご年配のみなさんとお話しましたよ!今日も面接の帰りに行きます!

 

確かに、地元ではない人は少し敬遠しがちに見られる傾向はあるかもしれません。

だからこそ、地元の面接者には言えないようなエピソードを話すチャンスだと考えましょう。

 

面接の中で全部の地域、自転車で走りましたよ!!なんて言われたら、正直笑います。

ただ、笑いますが、それ以上に熱意を感じます。

地元の人じゃないのに、ここまでしてくれたんだなあ・・・と。

そこで回ったことで、見つけたことなんかを熱く語ってもらえば、正直こっちのものです。

 

実際、地元の人は長く住んでいる訳で、「全部の地域回ったことあります!」と言われても、

確かにプラスになるとは思いますが、地元以外の人に言われるほど、衝撃はありません。そのため、地元以外の人が活かせるチャンスいくらでもあります。

 

 

最後に、面接時に緊張で忘れてしまっても「頭真っ白になりました!すみません!」と口に出して言ってもいいんです。

言うことで緊張が少し和らいで、思い出すこともできると思います。

本当に完全に忘れてしまっても、その場で思い浮かんだことを熱心に語ってもいいんです!

 

ただ、エントリーシートや履歴書の中身が真っ白で、面接時に頭真っ白になったらさすがにきついかも知れませんが・・・。

 

真っ白になっても、下を向いてり、もじもじしたり、目を泳がせたりせず、

素直に話せば、思いは絶対伝わります

 

多分どの市役所にも「演技力」という審査項目はありません。

噛んでもいい。緊張してもいい。額からたくさん汗を流してもいい。

たくさん思いがあって、伝えようと思ったことを多少飛ばしてもいい。

 

その人にしかできない面接で、その場における最大限の熱意を伝えれば、面接官に届くと私は思います

 

色々書かせて頂きましたが、私自身伝えきれていない部分あるかもしれません。

ただ、この内容が少しでも、ほんの1ミリでも参考になれれば幸いです。

 

本当にみなさまの合格、心よりお祈り申し上げます。

 

【追記として・・・】

何名かの方に、作り方がやはり見ても難しいとのご意見を頂いたきました。

私なりに考えた志望動機の具体的な作り方の基礎として書かせて頂きましたので、

こちらも見て頂けると嬉しいです。

 

ellun.hatenablog.com